記者コラム 風 政治の責任

記者コラム 風 政治の責任

 苫小牧市が新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、年末年始にかけ経営に打撃を受けた市内飲食店を中心に1店当たり10万円を給付する独自支援に踏み切った。申請は3月1日まで受付中だが、この支援で十分とは言えない現状が横たわる。

 取材に答えてくれた各飲食店から、「多少は助かるが、焼け石に水」などの本音を聞いた。「昨年12月は忘年会が一切なく、売り上げは対前年比で75%以上落ち込んだ」「感染対策は徹底しているので、費用負担も重たい」「平日は休みにし、金・土曜日のみの営業で経費を抑えている」…。

 同事業を審議した15日の市議会臨時会でも酒類や食材の取引業者やタクシー業なども含め、支援の拡充を訴える場面があった。市は今回、約9800万円の独自財源でスピード感を重視したが、追加支援には国や道の補助も前提と強調する。現在、国会では関連の3次補正予算案を審議中だ。窮地の国民を救えるのか。国会議員に課されている責任は重たい。(河)

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