景況は依然厳しく 昨年10~12月の 道内中小企業

景況は依然厳しく 昨年10~12月の 道内中小企業

 日本政策金融公庫札幌支店は、昨年10~12月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中規模企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が『良い』と答えた企業の割合から『悪い』とした企業の割合を引いた数値)は前期(昨年7~9月期)に比べ2・1ポイント悪化しマイナス42・2。新型コロナウイルス感染拡大の「第3波」が道内で始まった時期で、景況は依然として厳しい状況になった。

 業況判断DIは、製造業が前期比6・4ポイント改善しマイナス41・3となったものの、非製造業が6・4ポイント悪化してマイナス43・2となった。

 売り上げDIは、前期に比べ6・9ポイント改善してマイナス39・8。純益率DIも5・5ポイント改善してマイナス31・5となった。

 当面の経営上の問題点では「売り上げ・受注の停滞、減少」が57・1%で最多。これに「求人難」(18%)が続いている。

 来期(今年1~3月期)の見通しでは、今期より14ポイント改善してマイナス28・2となっている。

 一方、小規模企業(従業員20人未満)の今期の業況判断DIは、前期に比べ2ポイント悪化してマイナス62・5に。来期も11・1ポイント悪化してマイナス73・6で、マイナス幅が拡大する見通しだ。

 調査は、同公庫の取引先の中規模企業504社、小規模企業461社を対象に昨年12月中旬に実施。中規模企業は266社(回答率52・8%)、小規模企業は323社(同70・1%)から回答を得た。

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