むかわ町観光協会は29日から、町内小坂農園の食米を使った純米酒「彩(さやか)」の販売を開始した。新型コロナウイルス感染拡大の影響による宴会の中止などで飲食店関係の需要が広がらない中、同協会は「ぜひ、むかわのお酒を自宅で楽しんでほしい」と呼び掛けている。
彩は小坂農園の食米「ゆきさやか」を使い、秋田県横手市の阿櫻酒造が醸造した。これまでは地元のセブンイレブン宮戸店、苫小牧市内の宮永商店でのみ販売していたが、今月22日に同協会が酒類販売免許を取得したことにより、町内美幸の事務所でも取り扱いが可能になった。今後は町内外に広く周知し、地元産日本酒の販売を強化していく。
70%精米で無ろ過の生酒、無ろ過生酒の中取り、火入れ、濁りの4種類を用意していて、いずれも720ミリリットル瓶1650円、一升瓶3300円(いずれも税込み)。町外からの発送も受け付ける。同協会は「フルーティーな仕上がりで、すっきりしていて飲みやすい。濁りはお酒が苦手な女性向けになっている」とアピールしている。
問い合わせは同協会 電話0145(47)2480。

















