フェリー旅客42・6%減 20年苫小牧港 98年以降で最少

フェリー旅客42・6%減 20年苫小牧港 98年以降で最少
苫小牧港・西港に就航するフェリー。コロナ後、旅客数は大きく落ち込んだままだ

 苫小牧海事事務所がまとめた2020年の苫小牧港発着フェリー輸送実績によると、旅客は前年比42・6%減の50万982人で、比較可能な1998年以降で最少だった。新型コロナウイルス感染拡大などが響き、全7航路で減少した。

 同事務所によると、減少幅は98年以降で最大という。

 西港を拠点とする各社では、太平洋フェリーの仙台便が48・9%減の8万6386人、名古屋便が49・9%減の1万3800人と激減した。同社苫小牧営業所は「2月ごろから、団体客の利用が大きく減った」と指摘。「国の『Go To トラベル』キャンペーンで一時回復したが11月以降、再び減った」と言う。

 商船三井フェリーの大洗便は37・9%減の10万2813人、川崎近海汽船の八戸便は38・1%減の21万6297人。

 東港が拠点の新日本海フェリーも新潟便で55・6%減の2万1295人、秋田便で51・6%減の2万973人、敦賀便で43・2%減の3万9417人と大きく落ち込んだ。

 このほか、乗用車は34・7%減の16万6068台、トラックは3・6%減の53万261台、バスは59・9%減の634台、自動二輪は46・4%減の1万8407台となった。

 99年まで60万人台で推移していた苫小牧港のフェリー旅客は、00年に78万1025人と急増。ピークの04年には91万3701人に上った。その後は東日本大震災が発生した11年に78万1191人まで落ち込んだが、80万人台で推移していた。

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