「集中対策」期限見極め 知事「もう一段押し下げる」 宣言地域と往来自粛を 道コロナ対策本部会議

対策本部会議で「感染者数をもう一段押し下げる」と述べた鈴木知事=4日午後5時ごろ、道庁

 鈴木直道知事は、4日に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、道内の感染状況について「1日100人前後の感染が確認されており、予断を許さない状況」と説明し、「いま一度、全道で徹底した取り組みを進め、感染者数をもう一段押し下げて、減少傾向を確かなものにしていかなければならない」との認識を示した。15日まで設定している「集中対策期間」に関しては「適切なタイミングで今後の対策を決定したい」と述べ、期限の延長か解除を慎重に見極める姿勢を示した。

 道では独自に警戒ステージを「1」から「5」まで5段階に設定。(1)病床全体利用数(2)重症者用病床利用数(3)患者数(4)PCR検査陽性率(5)直近1週間の新規感染者数(6)直近1週間と先週1週間の比較(7)感染経路不明割合―の七つの指標を設けている。4日時点で、最悪の「警戒ステージ5」の7指標は全て基準を下回っている。

 ただ、知事は札幌市について「直近1週間で福祉施設、学校、コールセンターなどで集団感染が連続して発生し、感染者数は増加している」と指摘。改めて感染拡大防止に対する「危機意識を共有したい」と述べた。昨年10月28日に発出以来、延長を繰り返して長期化する「集中対策期間」については「対策期間の15日までを見据えて感染状況のモニタリングを行い、あらゆる可能性について検討を進める」との姿勢を示した。

 国が10都府県に対して「緊急事態宣言」を3月7日まで1カ月延長したことについても言及。宣言対象地域は医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることから「その負担を増やさないためと、感染拡大地域からの感染の伝播(ぱ)を防ぐために、改めて対象地域との不要不急の往来を控えていただきたい」と道民に協力を要請した。

 また知事は、これから春に向けて転勤などで人の動きが活発化することも指摘。「北海道は昨年、この時期に感染拡大を経験している」と説明。こうした経験を踏まえ「再び感染が拡大することがないよう対策を講じていく必要がある」と本部員に早急な検討を指示した。

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