函館税関苫小牧税関支署がまとめた2020年の苫小牧港貿易概況(速報値)によると、輸出入額は前年比33・2%減の6215億8700万円で、2年連続前年実績を下回った。新型コロナウイルスなどの影響で過去10年で最低、10年以来の6000億円台となった。
輸出は991億800万円で、6年連続前年実績を下回り、06年の985億3600万円以来、14年ぶりに1000億円を割り込んだ。台湾向けのタマネギの出荷が好調で「果実・野菜」は53%増加した。
主力の「輸送用機器」は米国向けの自動車用ギアボックスが42・6%減少。「魚介類・同調整品」も中国の業者が冷凍ホタテなどを買い付けに来られず26・8%減、「紙・板紙」も中国と韓国の需要低迷で40・6%減となった。
輸入は5224億8000万円で、2年連続前年の金額を下回った。米国や中国から仕入れる「飼料」は1・2%増えたが、サウジアラビアなどからの「原油・粗油」は製油所の大規模定期補修工事があった影響で52・3%減、オーストラリアなどからの「石炭」が相場価格の下落により31・7%減となった。ドイツからのトラクターなど「一般機械」も春先に欧州で物流が停滞したため、23・1%減となった。
















