安平町のはやきた子ども園(同町早来大町)で5日夜、手作りアイスキャンドルを点灯させるイベントが行われた。園庭内に優しいともしびの幻想的な光景が広がり、園児や保護者の歓声が響いた。
同園の年長園児32人と職員が冷え込みの厳しかった4日を利用して、1日がかりでバケツと風船を使って約550個分の氷のキャンドルを作った。園庭に通路を設け、星やハート、円、三角などをかたどるようにキャンドルを並べて火をともした。
新型コロナウイルス感染症対策で、クラスごとに時間帯を分けて開放した。ろうそくの光がともった園庭内は「わー」「きれい」と喜ぶ園児や保護者らでにぎわった。
同園の福田剛園長は、コロナ禍で園の行事の中止が相次いでいることに触れながら、「子どもたちが楽しめる機会が少なかったので、少しでもいい思い出になれば」と話していた。

















