苫小牧西小学校(土井嘉啓校長)は5日、4年生を対象に障害者への理解を深める体験授業を行った。児童29人がアイマスクを付けて校内を歩くなど、視覚障害者の普段の生活や介助方法を学んだ。
講師を務めた市社会福祉協議会の職員は、視覚障害者への接し方を紹介。誘導する際には半歩前に立ち、片腕に手を掛けてもらい相手のペースに合わせるなどのポイントを分かりやすく説明した。
児童らはこの後、2人1組で介助者と視覚障害者のそれぞれを体験。1人がアイマスクを付けて白杖を手に階段を昇降し、介助役の児童が「あと2段あるよ」「左に曲がって」などと声を掛けてサポートした。
授業では、食事時の食器の位置などを時計に見立てて説明する「クロックポジション」や、アイマスクをした状態で紙をきれいに折れるかどうかも体験した。稲垣香澄さん(9)は「階段の上り下りがスムーズにできず怖かった。困っている視覚障害者の人がいたら助けてあげようと思った」と話していた。
同校では4年生の総合的な学習の時間を使って、この授業を毎年実施。今年度は昨年12月から、盲導犬に関する学習や市障がい福祉課の職員を招いた手話講習などを行っている。
















