「北方領土の日」の7日、札幌市の札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)で、北方領土返還を求める署名・啓発活動が行われた。鈴木直道知事らが参加し、市民に協力を呼び掛けた。
2月7日は、1855年に日露通好条約が結ばれ、択捉島とその北のウルップ島(得撫島)の間に初めて日本とロシアの国境が画定された日。領土返還運動を一層推進するため、政府が1981年に「北方領土の日」に制定した。
署名・啓発活動は、北方領土復帰期成同盟などでつくる北方領土の日啓発実行委員会が主催。例年は、さっぽろ雪まつり会場で署名活動を行っているが、今年はコロナ禍でまつりが中止となり、チカホに会場を変更して実施した。
鈴木知事や道議会の村田憲俊議長、松浦宗信北方領土対策特別委員会委員長らが参加。感染防止のため、自動音声を流し、のぼりなどで通行人に署名の協力を呼び掛けた。
終了後、知事は記者団の取材に「コロナの感染拡大を受けて署名活動は大変厳しい状況にあり、4島との交流事業も全くできない状況にある」と説明し、「こういう厳しい状況だからこそ、署名活動を通してさらなる機運醸成を図っていきたい」と話した。
チカホでは、同復帰期成同盟が主催した「さっぽろ北方領土展」(外務省後援)も8日まで開かれている。
















