厚真町内の冬のイベント「スターフェスタ2021inあつま」(町商工会青年部主催)に合わせて6日夜、町内本郷地区で冬の花火大会が行われた。新型コロナウイルスの収束を願って約2000発の花火が澄み切った夜空に打ち上がり、町民らを元気づけた。
イベントの中止や活動の自粛で気落ちする町民に「少しでも上を向いて元気を出してもらいたい」と企画。感染症対策として昨年、札幌の国営滝野すずらん丘陵公園で行われた車の中から花火を楽しんでもらうイベントに倣い、「ドライブイン花火」と銘打ち、主に車の中から楽しんでもらう方式を取った。
午後7時から20分ほど、約2000発の花火が打ち上がった。町内に用意した特設会場をはじめ、沿道などそれぞれの場所に足を運んだ人たちが、厚真の夜空を彩る花火に見入り、癒やしのひとときを過ごした。
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併せて同日、本郷のかしわ公園野球場駐車場には、新型コロナ感染拡大の影響で中止となった「第21回ランタン祭り」の実行委員会有志が手作りのアイスランタンおよそ500個を設営した。
大きなランタンのピラミッドを設けたほか、今年の干支(えと)「丑(うし)」の文字や「2021」をかたどるようにしてランタンにろうそくの火をともし、花火会場の近くに幻想的な空間を創り出した。




















