「発掘調査からわかるアイヌ文化」  古代から中世まで解説-市美術博物館で講演会

「発掘調査からわかるアイヌ文化」 
古代から中世まで解説-市美術博物館で講演会
平取町の遺跡発掘調査で分かったことを学ぶ参加者

 講演会「発掘調査からわかるアイヌ文化」が6日、苫小牧市美術博物館で開かれた。沙流川歴史館(平取町)の森岡健治館長が、町内の遺跡を発掘した際のエピソードを交えながら、古代から中世までのアイヌの文化について解説した。

 同館で3月7日まで開催している考古資料の色に注目した企画展「総天然色!考古資料のあざやかな世界」の関連行事。市民ら約50人が参加した。

 森岡館長は、平取町が発掘調査した遺跡について解説した。このうち、縄文時代から擦文時代にかけての遺跡「カンカン2遺跡」からは現在の青森県五所川原市で作られたとみられる土器、「ポロモイチャシ」からは16世紀初めごろのものとみられる唐津焼が出土したことを紹介。「アイヌと本州の交易が盛んであったことを示している」と語った。

 墓の調査についても説明。椀や金属の針、きせるなどの副葬品から、当時のアイヌ文化や埋蔵されている人の性別、立場などが推察されることを解説した。

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