帝国データバンク札幌支店は、1月の道内企業景気動向調査結果を発表した。新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で、景気DI(『良い』と回答した企業の割合から『悪い』とした企業の割合を引いた数値)は前月比0・6ポイント減の32・4となり、3カ月連続で悪化した。業界別では9業界中、農・林・水産など6業界で悪化している。
全国平均の景気DI(33・9)との比較でも、北海道は3カ月連続で下回ったが、その差は前月から0・5ポイント縮小した。
業界別の景気DIでは、農・林・水産が前月比7ポイント減の23・3となったほか、旅館・ホテルや飲食店を含む「サービス」も3・6ポイント悪化して23・9に。運輸・倉庫(2・1ポイント減の27・4)、不動産(2ポイント減の40・0)、卸売(1・5ポイント減の31・8)、建設(0・3ポイント減の39・0)も悪化した。
これに対し、小売(2・4ポイント増の30・5)と製造(1・6ポイント増の31・1)の2業界は改善。金融は前月と同じの27・1だった。
今後の先行き見通しでは、「3カ月後」が33・9(前月調査より0・8ポイント増)、「6カ月後」が36・2(同0・5ポイント増)、「1年後」が39・0(同0・1ポイント増)といずれも改善する予想。
企業からは、感染再拡大による飲食店に対する時短要請などで消費活動が低迷し、農畜産物や鮮魚、パンフレット、包装紙などの需要減を指摘する声が相次いでいる。また、「電子部品のサプライチェーンが完全に回復していない」(製造)といった懸念の声も上がっている。
調査は1月18~31日に、道内企業1096社を対象にインターネットで実施。563社から回答を得た(回答率51・4%)。
















