安平町でスケートフェスティバル 好タイム狙いリンク滑走

安平町でスケートフェスティバル 好タイム狙いリンク滑走
氷上で元気いっぱいの滑りを見せる児童たち

 安平町の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人アビースポーツクラブ」が主催するアビースケートフェスティバルが11日、安平町の町民スケートリンク(早来北進)で開かれた。時折大粒の雪が交じる中、出場した地元の小学生22人が氷の上で楽しい時間を過ごした。

 子どもたちがスケートに親しむきっかけにしてもらおうと初めて企画。町スケート協会、町体育協会、町教育委員会が後援した。町内では当初1月末に交歓記録会が予定されていたが、リンクコンディションの不良で中止になっていた。

 この日は朝方にまとまった雪が降ったものの天気は何とか持ち直し、学年別の50、100メートル滑走を実施。司会やBGM、保護者らの声援など運動会さながらの華やいだ雰囲気の中、児童たちは自己ベストの更新などを目指して元気いっぱいの滑りを披露した。

 早来小2年の岡崎莉子さん(8)は「結構速く滑ることができてよかった」と喜び、「将来の夢はスマイルジャパン(女子アイスホッケー日本代表)に入ること」と思いを語った。

 このほかスラロームダービーや障がい物競走などお楽しみ企画もあり、会場に子どもたちの笑顔が広がった。

 イベントを企画した同クラブの担当者は「安平町の冬のスポーツと言ったらスケート。これから先スケートをしたいと思うことがきっかけになり、この中から将来、選手になる子が出てくれたらそれが競技の普及にもつながる」と話していた。

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