アイヌ実践上級講座 受講生の作品展示 伝統文様タペストリーに 白老

アイヌ実践上級講座 受講生の作品展示 伝統文様タペストリーに 白老
アイヌ実践上級講座の受講者が制作した作品が並ぶ

 白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)の2020年度アイヌ実践上級講座(伝承文化指導者育成)でアイヌ文様刺しゅうの技術を学んだ受講生らの作品が、白老町コミュニティーセンター内のかふぇ・ピラサレに展示されている。

 同協会は、アイヌ民族文化財団の事業を受託し、昨年10月から12月にかけて川沿生活館で講座を開催。同協会の会員ら8人が受講し、アイヌ手工芸サークルを率いる岡田育子さんの指導で刺しゅうなどを学んだ。

 同協会運営のかふぇ・ピラサレを会場にした作品展では、受講者が制作したアイヌ文様のタペストリー(横1メートル、縦0・5メートル)8点を展示。布を切り抜いて文様を描く高度の技で仕上げたアイヌ民族の美の世界が来店者の目を引いている。3月末まで。

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