札幌市とススキノ地区の関係5団体は15日、年度末・年度始めの人流増を見据え、新型コロナウイルス感染症対策の推進に向けた協定を締結した。地区を挙げて感染症対策を推進させ、安心安全な道都を取り戻すことを目指す。
市役所で締結式が行われ、すすきの観光協会、すすきの社交料飲組合、札幌薄野ビルヂング協会、北海道鮨商生活衛生同業組合札幌中央支部、すすきの麗しい会の代表5人が臨んだ。
秋元克広市長は、ススキノ地区の新規感染者数が減少傾向にあることに触れつつ、「全国の政令指定都市の中では大阪、千葉に次ぐ多さ。人の移動期における再拡大とワクチン接種の医療機関の負担を抑えるために今月末までの営業時間短縮の延長をお願いします」と協力を求めた。すすきの観光協会の大島昌充会長は「ススキノは自分たちが守るとの意識が日々高まり、市の指導の下、いい街を取り戻そうと頑張っています」と応じ署名、押印した協定書を手交した。
市が事業者と協力して1月から取り組んでいる接待を伴う飲食店向けの手引をはじめとする「すすきのプロジェクト」は成果を挙げつつある。
協定調印後、秋元市長は「これから感染リスクを下げながらススキノで飲食が楽しめる環境を事業者の皆さんと一緒につくっていきたい」と語り、同プロジェクトで店舗単位での定期的なPCR検査を実施。積極的に受検する店舗はすすきの観光協会のホームページで公表する方針。
大島会長は「いい状態になって終わると思っていたので(時短延長には)がっかりした」と本音も。「決まった以上は従う。3月1日から新しいスタートを切りたい」と決意を語った。
















