厚真町観光協会は、町内にある本郷の事務所と表町の道道千歳鵡川線前の看板をリニューアルした。町外からの観光客向けに「厚真らしさ」を前面に出し、以前よりも見やすさを重視したという。

　事務所の看板は、かつて地域おこし協力隊がこの場所を活動拠点としていた頃からのものを使用していたことから新たにした。長さは正面側１２・７メートル、横３・９メートルの白基調。「厚真れ！」をキャッチコピーにし、黄色（稲穂）、緑（山）、青（海）、紫（ハスカップ）にちなんだラインやイラストを加えた。

　併せて、表町道路沿いの花壇前にある看板も設置から１０年ほど経過していることから一新。高さ約１・８メートル、幅２・６メートルの白基調で、公式キャラクター「あつまるくん」を登場させた。

　同協会は、長期化する新型コロナウイルス感染症の収束に備え、観光客の受け入れ態勢を整えていく考え。原祐二事務局長は「コロナ禍が落ち着いた時には、ぜひ厚真町に遊びに来てほしい」と話している。