白老町商工会は１６日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた飲食事業者に対する緊急経営支援事業の申請受け付けを始めた。

　感染拡大に伴う外出自粛などで、深刻な打撃を受けた町内の飲食事業者に対し給付金を支給する。町商工会が町の補助を受けて実施する。

　給付額は１０万円で、新型コロナの影響で▽昨年６月から今年１月のいずれかの月の総売り上げが前年同月比２０％以上減少▽中小企業等緊急経営支援事業による給付金を受給した飲食事業者―を条件とする。申請の受け付けは３月１２日まで。

　一方、白老観光協会も宿泊事業者に対する緊急経営支援事業の申請受け付けを１０日に開始した。給付額は、収容５０人以上の施設が２０万円、５０人未満は１０万円。昨年１２月と今年１月のいずれかの月の宿泊事業収入が前年同月比２０％以上減少などが条件となる。申請の受け付けは３月１２日まで。