石狩振興局がまとめた2020年度上期(4~9月)の管内観光入り込み客数は799万5000人で、前年度同期(1010万6000人)を55・8%下回った。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で海外からの旅行客が激減、国内の観光客も大きく減少した。現行の統計手法を取り始めた1997年度から過去最低となった。
入り込み客の内訳は、道外客が前年度同期比79%(363万4000人)減の96万4000人、道内客は同47・9%(647万2000人)減の703万1000人。日帰り客は同47・9%(608万5000人)減の662万1000人、宿泊客は同74・5%(402万1000人)減の137万4000人だった。
管内で大きく減らしたのは札幌市。コロナによる旅行需要の停滞や、国や道の緊急事態宣言における不要不急の他地域への往来自粛などで入り込み客数は300万人で、前年度同期に比べ69・1%(669万9000人)減と大きく下回った。
これに続き千歳市が91万3000人で同69・4%(207万2000人)減少した。コロナ禍の影響で道内・道外、日帰り・宿泊ともに大幅に減少。特に海外からの観光客は皆減に近い状況となった。恵庭市は77万4000人で同21%(20万6000人)の減。全ての月において前年を下回った。
管内で唯一、江別市が88万6000人で前年同期を2・5%(2万1000人)上回った。前年開業した大型商業施設の入り込み客数を新たに計上したため微増となった。
月別の観光入り込み客数では、前年比41・9%(157万2000人)減ながら8月が218万人と最も多かった。4~9月の全期間で前年同月を下回った。
期間中の外国人宿泊客数は6374人で同99・5%(137万2144人)減少した。
同振興局は「コロナ禍が大きく影響する中、『密』を回避するアウトドアブームでキャンプ場宿泊者数は著しく増加。石狩市や千歳市では入場を制限する措置が取られた」としている。
















