様似でおもてなしスキル講座 言葉以外で意思疎通も

様似でおもてなしスキル講座 言葉以外で意思疎通も
おもてなし講座を受講する参加者たち

 日高振興局と様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会共催の「アポイ岳ジオパーク認定ガイド等へのおもてなしスキル講座」が14日、様似町中央公民館で開かれた。管内から17人が参加してガイドのおもてなしスキルの向上を図った。

 講師は、和歌山県出身の納谷真大(まさとも)さん(52)。1984年に脚本家の倉本聰さんが開設した脚本家や俳優養成施設の「富良野塾」9期生。札幌市を拠点に活動し、演劇団体ELEVEN NINES代表を務めている。演劇の手法を用いたワークショップで、相手を受け入れた上でのコミュニケーションで来訪者の満足を得られるおもてなし力の向上を図る講座を道内各地で行っている。

 納谷さんは自己紹介やゲームなどを通してコミュニケーションのポイントを解説。ガイドだけの立場だけではなく、相手のことも考え、俯瞰(ふかん)で見ること、人を偏見で見ないこと―などと説いた。

 参加者は「体を使って言葉に頼らないコミュニケーションもあることを知れた」「話す相手を思いやることが大事と分かった」などと話していた。

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