白老町で商品化された「行者にんにく味噌(みそ)キャラメルポップコーン」が人気を呼んでいる。町内で自社ブランドの商品開発を手掛ける林啓介さん(39)が企画し販売している菓子で、月平均で150個ほど売れるという。林さんは「白老の食材を活用したご当地ポップコーンをさらに展開したい」と意気込む。
林さんは、地元のファミリー居酒屋・河庄(三国豊代表)が店で提供するギョウジャニンニクのみそあえに注目し、「この味を生かしたポップコーンを作ろう」と思い付いた。
早速、さまざまな味のポップコーンを作っている長崎市の「長崎の路地裏cafe」に製造を依頼し、昨年夏に商品化。林さんの自社ブランド「Green Owl(グリーンアウル)」の商品として、インターネットや自身が運営する飲食店グランマ、観光インフォメーションセンターなどで売り出したところ、豊かな風味が話題を集めるようになったという。
林さんは「キャラメルとみそは相性が良く、ぜひ味わってほしい。今後は白老の野草、たらこなど使ったポップコーンも開発したい」と言う。35グラム入りで価格は税込み540円。
白老のご当地ポップコーンとしては、町内で商品開発などを手掛ける「BLUE SALMON(ブルーサーモン)」(貮又聖規代表)も、林さんのアドバイスで「プレミアム珈琲&のだ塩白銀の塩味」を商品化している。

















