苫小牧市内で、子ども向けのプログラミング教室の開講が相次いでいる。2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたことで市民の注目が高まっており、小中学生の受講生の反応はいずれも上々。学習意欲の向上につながれば―と、各教室が講義内容に工夫を凝らす。
1年半ほど前から、コンピューターゲーム「マインクラフト」を使ったプログラミング教室を開講している木場町の苫小牧練成会では、受講生の数が開講当初の約5倍に増えている。担当者は「苫小牧は全道でも関心の高い保護者や児童が特に多い印象」と言い、市民のプログラミング教育への注目度の高さがうかがえる。
苫小牧市科学センターは今月6日、小学5年~中学生を対象に「自動ブレーキを考える」と題したプログラミング教室を開講した。車輪や距離センサーが付いたロボット「mBot(エムボット)」を、教育用のプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」で動かす内容。受講者たちはパソコン上で「前向きに進む」「止まる」などの指示が書かれたブロックを組み合わせ、障害物の前で止まるようにセンサーが感知する距離を入力、プログラム通りにロボットが動くことを確かめる作業に集中していた。
苫小牧北光小5年の樽石來汰郎君(11)は、「少し難しかったけど、自分で考えた通りに動くのが面白い」と笑顔。同センターは今後も、小中学年向けに同様の教室を展開していく予定で「プログラミングに興味を持っている子どものプラスアルファになれば」と話す。
全国で子ども向けプログラミング教室を開いているヒューマンアカデミー(本社東京)は、3月に高砂町の正光寺内に新たにプログラミング教室を開講する。現在、受講者を募集中で、開講に先立って無料体験会を行っている。
11日に行われた体験会には、小学2年生から4年生までの15人が参加。「Scratch」を使って、画面上のキャラクターを動かしたり、音を出したりするプログラムを構築した。
月2回、90分で徐々にステップアップしながら、本格的なプログラミング言語「Java」までを学べるカリキュラム。同社こどもプログラミング教室苫小牧支部の山口敏文代表は「安平、厚真、むかわでも無料体験会を実施していきたい」としている。



















