安平町誘致企業会（島田裕之会長）は２４日、町役場を訪れ、小学生に対する記念品として防犯ブザー４７点と、町内の部活動を応援する「がんばったＤｅ賞」として２１万円を寄せた。

　いずれも同企業会が地域の発展に寄与することを目的として毎年行っている取り組み。防犯ブザーは、春に小学校へ入学する町内の新１年生一人一人に配布する。

　また、同賞は昨年８月に早来カントリー倶楽部で行われたチャリティーゴルフの益金を充てており、今回の寄付分は追分中学校の陸上部、剣道部、美術部の活動に活用するという。

　島田会長は「子どもたちの防犯のために役立てば。賞は（上位入賞など）なかなか活躍はできていないが、頑張っている子どもたちのために」と話し、目録と共に善意を届けた。

　町教育委員会の種田直章教育長は「防犯ブザーは子どもたちの安全を守るために効果的で、賞は部活動にとって大変有効なもの。すごくありがたい寄付です」と謝辞を述べていた。