伝統の技 目の前で 白老虎杖小  職人招き畳作り体験 

伝統の技 目の前で 白老虎杖小 
職人招き畳作り体験 
児童にミニ畳の作り方を教えるものづくりマイスター(右)

 白老町の虎杖小学校(前田道弘校長)で24日、厚生労働省認定のものづくりマイスターを招いた教室が開かれ、児童が畳のコースター作りなどを体験した。

 同校で指導に当たったのは、札幌市の畳職人でものづくりマイスターに認定されている斉藤和樹さんら3人。5、6年生の児童15人のほか、保護者も同教室に参加した。

 児童らは、国内で確認されている最古の畳などについて説明を受けた後、製作実演を見学。引き続き、10センチ四方の小さな畳でコースターを作るなどして、日本伝統の技を守る職人に関心を寄せた。

 6年生の本間優奈さん(12)は「畳がこのようにして作られているなんて知らなかった。貴重な体験でした」と話した。

 厚労省は、建設や製造分野の人材育成を目的に、高度な技術を持つ職人をものづくりマイスターとして認定し、技能継承を支援している。技能者について子どもたちに知ってもらうため、道内の小中学校にマイスターを派遣する事業は、北海道職業能力開発協会(札幌市)が担っている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る