21年度予算案 一般会計156億414万円  新ひだか町

21年度予算案 一般会計156億414万円  新ひだか町

 新ひだか町は22日、2021年度予算案を発表した。一般会計は20年度当初比6・2%増の156億414万円。国民健康保険、病院事業など6特別・事業会計を合わせた予算総額は4・2%減の229億3757万円とした。20年度に15億3126万円を計上していた特別養護老人ホームなどの介護サービス事業は、4月からの指定管理者への移行で特別会計から削除した。

 予算編成は、新型コロナウイルスの感染拡大による住民や地域経済への大きな影響、税収の大幅な減少、徹底した歳出抑制と受益者の適切な負担、新財政計画の数値目標を踏まえ、課題解決に向けた積極的な取り組みなどに考慮して編成。大野克之町長は「一つひとつ事業を整理しながら、身の丈に合った事業を幅広く推進したい」と説明した。

 一般会計の歳入は、個人町民税と法人町民税が新型コロナの影響で減額を見込み、町税は20年度比4・7%減の26億5519万円。地方交付税は6・2%増の58億7975万円で歳入全体の37・7%を占めた。

 歳出は投資的経費で16・9%増の20億4278万円を計上。防災行政無線デジタル化整備事業に4億3773万円、静内柏台団地公営住宅等建設事業に4億7200万円、アイヌ文化拠点空間施設整備事業に3685万円、高齢者福祉施設大規模改修事業に1億1584万円などを盛った。

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