苫小牧市は新型コロナウイルス感染対策で、市公設地方卸売市場の水産棟(汐見町)にモニターを新設した。入札時の「密」を避けようと2カ所に設け、買い受け人らの感染防止に役立てている。
市の水産、青果、花卉(かき)の3市場は競りが基本で、入札もあるのは水産のみ。これまで水産卸売業、マルトマ苫小牧卸売(西田浩一社長)の事務所の一角で行っていたが、買い受け人らで「密」になりがちだった。
市はコロナ対策の緊急性を踏まえ、約120万円掛けてモニターを新設。売り場に50インチ、買い受け人控え室に32インチの画面を置き、競りの価格や数量などの入札情報を生中継できるようにした。
このほど運用が始まり、買い受け人らは同社事務所を含め3カ所に分散して入札する。モニターを管理する同社は「市場からコロナを拡大させるわけにいかない。現在、コロナ対策と働き方改革のIT(情報技術)新システム『市場なう』も構築中で、競りや入札をより安全にできるようにしたい」としている。
















