白老町議会は26日、定例会2月会議を開き、新型コロナウイルスのワクチン接種関連費用などを盛った2020年度一般会計補正予算案など議案3件を原案通り可決した。
増額と減額を合わせた補正により、今年度一般会計は1915万9000円を追加し、総額135億162万1000円とした。予算計上した主な事業は、4月以降に実施する住民への新型コロナワクチン接種の体制確保費用(445万7千円)や、地方創生臨時交付金を利用したコロナ対策3事業(総額2223万8000円)など。
同交付金活用の事業では、コロナ感染者を救急車で搬送する際の資器材や移送用車両の導入などを計画している。この他、役場庁舎の防犯カメラ設置費用なども新たに計上した。
行政報告で戸田安彦町長は、役場庁舎に駐車していた公用車のワイパーがもぎ取られるなど今月中旬に発生した器物損壊事件を取り上げ、「公共施設の防犯対策の強化についてさらなる検討を進めたい」などと述べた。

















