苫小牧港・西港漁港区で初春の味覚、ベニズワイガニの水揚げが本格化している。漁獲量は1日100~200キロ、卸売価格は1キロ当たり1000円前後で取引されている。関係者は「安価だけどカニはカニ。ゆでても、焼いてもおいしい」とアピールしている。
苫小牧漁業協同組合によると、ベニズワイガニは資源量の減少から、今年度は試験操業を行っていない。だが、豊富な水産資源を誇る苫小牧の前浜では、刺し網漁のメヌキなどに混じって捕獲されるため、漁業者はきれいに箱詰めして出荷している。
15日から市公設地方卸売市場に出荷されており、多い日で200キロ程度を上場。ゆで上がったような真っ赤な姿は、「ついで」に捕れたとは思えないほどの存在感を放つ。卸売価格は毛ガニの5分の1前後と手頃だが、競りでも堂々のトリを飾っている。
混獲は3月いっぱい続く見通し。
















