東胆振にまとまった雪 高校で臨時休校や短縮授業も 交通機関に大きな乱れ

東胆振にまとまった雪 高校で臨時休校や短縮授業も
交通機関に大きな乱れ
除雪作業に追われる市民ら=2日午前8時40分ごろ、苫小牧市末広町

 発達した低気圧が本道に接近している影響で、東胆振は2日、まとまった雪に見舞われた。気象庁は風雪、大雪、着雪、なだれの各注意報を発令。胆振、日高管内も路面状況の悪化などによる交通障害が懸念されることから、注意を呼び掛けている。

 室蘭地方気象台によると、前線を伴う低気圧が日本海を北東へ進行中で、1日夜から2日にかけてまとまった雪が降った。2日午前9時までの24時間降雪量は苫小牧で13センチ、安平で20センチ、白老で17センチ。低気圧は発達しながら太平洋を通過し、最大瞬間風速は胆振地方で16メートルになると予想されている。

 北海道エアポートによると、同日の空の便は午前9時までに新千歳空港と羽田、女満別を結ぶ路線などで計66便が欠航、または欠航見通し。

 JR北海道は同日、すべての特急列車120本と、室蘭線、函館線、石勝線を中心に快速・普通548本を運休。道内の特急全便が運休となるのは、胆振東部地震発生後の2018年9月8日以来となる。

 道南バスによると、苫小牧市内の路線バスは午前7時ごろから同8時ごろにかけて全20路線に最大30分の遅れが発生した。

 白老東高校は、荒天による公共交通機関の運休で2日を臨時休校とした。苫小牧中央高校は、JRなどを利用する生徒が登校できなかったため、授業時間を短縮し、午前で生徒を帰宅させた。

 苫小牧市内では早朝から、各地で市民が雪かきをする光景が広がった。末広町の事業所に勤める女性(27)は同僚たちとスコップを振るいながら「朝から風が強くてすごかった。これからもっと降ると聞いている。帰ったら家の除雪もしないと」とため息をついていた。

 3日は移動性高気圧の接近で、道内各地に晴れ間が広がる見通し。

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