国立アイヌ民族博物館(白老町)と北海道大学アイヌ・先住民研究センター(札幌市)は13日、学術連携協定に基づくシンポジウムをオンラインで開催する。
協定締結記念のシンポジウムは「アイヌ文化の教育と人材育成」をテーマとし、アイヌ民族の歴史、文化の世界への発信をめぐる現状と課題を取り上げる。
プログラムではまず、同センターや同博物館の関係者らが両機関の取り組みを報告。加藤博文センター長は「先住民研究としてのアイヌ研究に向けて」、佐々木史郎館長は「アイヌ文化復興のナショナルセンターとしての博物館の使命」と題して話す。続く討論会では、両機関の研究者らがアイヌ文化の教育と人材育成などに関し意見を交わす。
オンライン開催の日時は13日午後1時から4時。視聴は事前申し込みが必要で、定員は200人。希望者は7日までに同センターのホームページ(HP)から申し込む。事前の質問も受ける。定員に達した段階で受け付けは終了。詳しくは同センターのHPに掲載している。問い合わせは同センター 電話011(706)2859。

















