公立高校入試 中学教員や塾講師ら受験生へエール、「1日休めて体調万全」

公立高校入試 中学教員や塾講師ら受験生へエール、「1日休めて体調万全」
やる気にみなぎった様子で会場入りする受験生ら=4日午前8時ごろ、苫小牧南高校

 全道の公立高校の一般入試は、2日の全道的な大雪の影響で1日延期され、4日に行われた。緊張した面持ちだった受験生も玄関前で激励のため、待ち構えていた中学校の教員や塾講師の姿を見つけるとほっとした表情となり、しっかりとした足取りで校舎内に向かっていた。

 実募集定員131人に対し、153人が出願した苫小牧南高校(のぞみ町)ではこの日、午前8時を過ぎると受験生が続々と会場入り。学力検査1日延期を受け、市内の多くの中学校は本来受験日だった3日は3年生を登校させず、自宅待機とした。凌雲中の男子生徒(15)は「きのうは1日休めて万全の体調で本番を迎えられた」と元気いっぱいだった。

 啓明中学校の女子生徒(15)は「急に日程が変わってしまって少し動揺したけど、きのうはゆっくり寝て、きょうは落ち着いて本番モードに切り替えられた」と笑顔を見せた。

 今年度の高校入試は、新型コロナウイルス禍による長期間の休校期間の影響で出題範囲も例年と異なる。教え子の会場入りを見守った市内中学校の男性教員(56)は「本校の生徒は皆、元気に本番を迎えられてまずはほっとした。コロナ下という大変な中、受験勉強を頑張ってきた生徒たちには、最後まで力を尽くしてほしい」と力を込めた。

 苫小牧東高校(清水町)前にも中学教員や塾講師らが訪れ、「眠れたか」「頑張ってね」などと受験生に声掛けしていた。同校は実募集定員240人に対し344人が出願し、倍率は1・4倍と東胆振で最高。応援に訪れた塾講師(30)は「焦らず、落ち着いて試験に臨んでほしい」と話した。

 日高富川中学校の男子生徒(15)は受験日が変わり「驚いたが、気持ちの整理をして当日を迎えられた」と冷静。「絶対合格するという強い気持ちで試験を受けたい」と意気込んでいた。

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