道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに63人確認されたと発表した。このうち7人の感染経路が追えていない。道内の死者の累計は693人。感染者は延べ1万9535人(実人数1万9486人)となった。
道は43人の感染を確認した。内訳は、胆振管内1人(苫小牧市の70代男性)、石狩管内1人、十勝管内18人、釧路管内11人、後志管内6人、空知管内2人、上川管内2人、東京都1人、埼玉県1人。
既存のクラスター(感染者集団)では、上川管内鷹栖町の認定こども園たかす円山幼稚園で3人増の計8人、十勝管内芽室町の公立芽室病院で3人増の計46人、釧路市の白樺台病院で6人増の計54人、釧路市の釧路孝仁会記念病院で1人増の計20人と感染が拡大した。
新たなクラスターは、後志管内倶知安町の教養・文化教室でスタッフと参加者計6人、帯広市の住宅型有料老人ホーム「ノーステラス緑ケ丘」で職員と入居者計17人の感染が判明した。
札幌市は18人の感染を確認。市内の保険会社で従業員12人の新たなクラスターが発生した。
小樽市は1人、旭川市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えたのは1万8201人。8日現在の患者数は前日から38人増の641人、重症は5人。7日時点の入院患者の病床利用数は前日から15床増の322床となっている。
















