「申請見送り残念」 岩倉市長 必要な協力続ける IR誘致で知事と会談

「申請見送り残念」 岩倉市長 必要な協力続ける IR誘致で知事と会談
意見を交わす岩倉市長と鈴木知事

 苫小牧市の岩倉博文市長は8日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の区域認定申請をめぐり、鈴木直道知事と道庁で会談した。鈴木知事が4日の道議会で、来年4月28日までの期間には申請しない方針を表明したことに対し、岩倉市長は「非常に残念に思う」と述べた上で、必要な協力を続けていく考えを示した。

 岩倉市長は今回の申請見送りについて「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は想定外」と理解を示しながらも、「市民への説明責任を果たさねばならない」と述べ「北海道らしいIR」のコンセプト構築の作業開始時期などをただした。

 鈴木知事は「苫小牧港と新千歳空港の立地を生かしたインバウンド(訪日外国人旅行者)誘客の在り方、道内周遊について関係団体や事業者から意見を聴取し検討を進める」と説明したものの、「具体的にいつまでとは申し上げられないが、しっかり議論をしていきたい」と述べ、時期に関する明確な答えを避けた。

 岩倉市長は意見交換後の会見で「知事からIRへの挑戦の思いを聞いた。コロナ禍やパンデミック(世界的大流行)で今後が見通せない状況だが、苫小牧市としてしっかり協力させていただきたい」と語った。

 市長と知事の会談は、知事が当初の期間(今年1~7月)の申請見送りを表明した直後の2019年12月以来。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る