苫小牧市は4月、児童虐待や養育などの児童相談に専門的に対応する部署として、市健康こども部内に「こども相談課」を新設する。これまでは女性対象の暴力相談やひとり親への支援事業と合わせて同部こども支援課相談係で対応していたが、児童相談業務に特化した課を新設することで、相談体制の強化を図る。
こども支援課は現在、「相談係」「助成給付係」「少年指導係」の三つの係に分かれている。相談係では児童相談に加え、配偶者などからの暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)や家庭生活に関わる女性からの相談、ひとり親への自立支援事業なども担当してきた。
市は深刻化する児童虐待への対応強化を目的に、4月1日、児童相談に特化した「こども相談課」を新設することを決めた。これに伴い、こども支援課内の三つの係は廃止。相談係で所管していたDVなどの女性相談は市協働・男女平等参画室に移管、ひとり親自立支援業務はこども支援課が所管することとした。
相談係は今年1月、市こども相談センター(双葉町)に移転し、道が同センターに開設した室蘭児童相談所苫小牧分室と連携して虐待事案に対応してきた。こども相談課も引き続き、同センターで業務を行う。
さらに、相談対応に当たる職員への指導や助言を行うスーパーバイザーとして、児童相談所の勤務経験が豊富な人材の採用も計画している。
健康こども部の桜田智恵美部長は「担当職員が児童相談業務に集中して当たることを目指した取り組み。今後もさまざまな形で体制強化策を検討していきたい」と語る。
















