世界中の批判が集まった、東京五輪・パラリンピック組織委員会前会長の森喜朗氏の女性蔑視発言。不適切な発言であることは確かだが、「女性はおしゃべり好き」というイメージは森氏独自のものではなく、社会に浸透しているイメージだ。飲食店が打ち出したパーティープランの広告に「おしゃべり好きな女性にお薦め」と書かれていても、違和感を抱く人はそう多くないだろう。
この「女性(男性)は○○」というイメージは、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)から生じている。性別以外にも、「血液型がO型の人は大ざっぱ」「大阪出身の人はお笑い好き」など、年代や出身地、血液型、職業などに対する何らかのイメージは誰もが持っていると思う。
アンコンシャス・バイアスそのものは悪ではない。問題は、自分の中にある無意識の偏見に気が付かずに物事を判断したり、発言してしまうことだ。いま一度、自分が持っている偏見に目を向けたいと思う。(百)
















