苫小牧市教育委員会は10日、検討中の若草小学校と東小学校の校区見直しに関し、末広町地区に住む2022年4月以降の新入学児童について、基本的に東小学校を通学先に改める事務局案を明らかにした。同地区の若草小在校生は、そのまま同小に通うことを認める方針。26日の教育委員会会議の協議を経て素案をまとめ、保護者や地域の意見を踏まえ、5月までに正式決定する。
同日の市議会文教経済委員会(大西厚子委員長)で矢嶋翼氏(新緑)と小野寺幸恵氏(共産)の質問に答えた。
校区見直しをめぐっては昨年8月、東小学校が東中学校敷地内に移転改築となり、隣接する末広町地区から若草小に通う児童の保護者や地域から、改めて校区変更の要望が上がっていた。
市教委は昨年12月、若草、東両小学校の保護者にアンケートを行った結果、全体は現在の通学指定校について7割以上が「適切である」と回答。一方、末広町地区の回答者47人のうち、「適切である」(29・8%)は「適切でない」(36・2%)を下回った。「どちらとも言えない」は34%だった。
市教委は22年度以降に末広町地区の新入学児童の通学先を東小に替えても、人口推計では両学校とも1学年2学級を維持できる見通しも示した。「在校生やきょうだいがすでに若草小に通っている事情には、柔軟に対応したい」と説明している。
市教委によると、22年度に小学校入学予定の末広町在住の5歳児は今年2月末現在で16人。
















