毎日の食生活に欠かせないだしの大切さや活用方法について伝える市民向け講座がこのほど、苫小牧市男女平等参画推進センターで開かれた。参加者はだしの飲み比べやかつお節削りの体験などを楽しみながら、だし文化の奥深さを学んだ。
同センターの主催。講師はだしソムリエ協会の認定講師で、市内新開町のかつお節問屋「永見」の桃井一元社長(49)。
桃井さんは一般の家庭でもよく使われる「かつお節」のほか、「そうだ節」や「むろ節」など5種類のだしの製法や味わいについて解説。参加者はそれぞれのだしを試飲し、味や色、香の違いを確認した。
さらに「かつお節」から取っただしに「昆布だし」を加えて試飲すると、参加者は「もっとおいしくなった」と驚きの表情。桃井さんは「かつお節と昆布だしを組み合わせると、魚の臭みが消えてうま味が一層増す効果がある」と説明した。
講座ではこのほか、参加者が削ったかつお節を使ってだしを取る実演を実施。このだしを使ったお吸い物も振る舞われた。
新中野町の主婦竹越彩子さん(43)は「かつお節を削りたいという念願がかない、本当にうれしい。たくさんのだしを試飲できたので、味覚も鍛えられたと思う」と語った。
















