北海道と韓国・ソウル特別市の友好提携10周年を記念し両地域による「友好図書」の寄贈式が15日、道庁とソウル市庁舎をオンラインで結んで行われた。ソウル側から国際協力官(国際局長)のチェ・ギョンジュ氏とソウル図書館館長のイ・ジョンス氏、道から総合政策部の工藤公仁国際局長、道立図書館の岩渕隆館長が出席。節目を祝いコロナ収束後の再会を誓い合った。
道とソウル市は2010年10月15日に友好提携を締結。10年目の今年度は、相互訪問による図書寄贈を計画したが、コロナ禍でオンラインに切り替えた。
道からの寄贈本は北海道の風景や動植物の写真集、開拓に関した小説など119冊。千歳高校国際教養科と国際流通科の2、3年生がハングル語のメッセージとイラストを添えた。ソウル特別市からは、観光本や絵本、小説、韓国語の教材など計105冊が贈られた。
寄贈式でチェ・ギョンジュ氏は「高校生の一文字ずつ丁寧なメッセージから韓国に対する興味と関心の高さを感じた。友好図書を両地域の関係づくりのベースに交流を前進させたい」と期待を込めた。イ・ジョンス館長も「寄贈された図書は日本文化を紹介する良き道しるべ。ソウル市民にも好評で質の高い図書サービスができている」と述べた。
工藤国際局長は「友好図書を通じ両地域の絆がさらに深まることを期待する」と語り、岩渕館長も「『アーモンド』『鯨』『あめだま』などの韓国図書は身近な作品として道民に親しまれている。友好図書で蔵書が一層魅力的になった」と謝辞。
ソウル市から贈られた図書は、韓国と交流がある札幌や小樽、旭川など8市町村で巡回展や友好図書紹介セミナーを開いた後、今秋から道立図書館で閲覧される。
















