50年の活動に幕 福祉法人、団体を支援-徳寿会

50年の活動に幕 福祉法人、団体を支援-徳寿会
福祉施設の夏まつりで介護や食事のサポートをする会員=2000年ころ

 社会福祉事業支援団体の一般社団法人徳寿会(苫小牧市)が、会員の減少などを主な理由に2月末日で解散した。約50年にわたって地域の福祉法人や団体を支援し、ボランティアにも尽力。小川徳次理事長は「活動を長く継続できたのは関係者のおかげ」と話している。

 同会は地域福祉の発展を目指し、郡司徳男初代理事長を中心として1972年に設立。紙おむつの普及前には福祉法人施設で布おむつを縫ったり、洗濯のサポートなどを日常的にした。福祉団体への資金の援助、助成も積極的に行い、これまでの累計総額は3億円以上に上る。市社会福祉協議会の募金活動などにも協力してきた。

 会員数は20年ほど前に1200人ほどだったが、高齢化に伴い徐々に減少。近年は200人を割っていた。活動が限られつつあった中、新型コロナウイルスの流行で制限されたこともあり、解散することになった。

 小川理事長は生きがいのある地域づくりに向け「一人一人の少しの行動が積み重なれば、大きな力となる。どんな時代になっても必要な『助け合う気持ち』を持ってほしい」とメッセージを語った。

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