9日から13日にかけて東日本大震災の被災地を訪れた。岩手県宮古市から福島県双葉町まで5日間、軽乗用車で930キロ走行した。2011年、14年に続き3度目の東北。かつて散乱していたがれきはなくなり、まちが整備されていく様子を見た。
被災した建物の中には津波遺構や震災遺構として残されたものもあり、地震や津波の破壊力を思い知ることができる。宮古市田老では予約をするとガイドが防潮堤や「たろう観光ホテル」などを案内してくれ、当時の状況や人々の思いを語る。
一方、更地がそのまま残っているまちもあり、沿岸部では人口流出が続く。各自治体で過疎が進まないよう努力をしているが、震災で人口減少が加速した印象だ。
われわれにできることは何か。コロナ禍でも、語り部となった被災者の話をインターネット上で調べることもできる。10年前に発生した大地震の教訓を生かすことで、災害時に命を失う可能性が減少する。(室)
















