北海道電力ネットワーク苫小牧支店(苫小牧市新中野町)は、例年春先から初夏にかけてカラスなどが電柱に営巣し、停電の原因になるとして注意喚起している。巣を発見した際は近くの事業所に通報するよう呼び掛けている。
同支店業務部によると、例年2月中旬から初夏にかけ、カラスやカササギによる電柱への営巣が相次ぐ。2020年は3~6月に前年同期比94個増の430個の巣を撤去した。
内訳は4月が233個(前年同月比15個増)、次いで5月144個(同58個増)、3月37個(同16個増)、6月16個(同5個増)。各月とも、前年を上回った。
「理由は不明」(担当者)だが、カラス類の営巣は近年増加傾向にあるという。撤去数増加の背景には、注意喚起や巡回を前年比1・5倍ほどに強化した効果もあるとみられる。
巣の材料は木の枝以外にハンガーや針金なども含まれ、金属が電線に触れると停電を引き起こす恐れがある。同支店は鉄塔や電柱への営巣を防ぐ器具の設置や小まめな巡回で撤去作業を行うなど対策を強化しているが、カラス類は鳥類の中でも学習能力が高く、撤去と営巣のいたちごっこが続いているという。
同支店業務部の櫻井純副長は「電柱への営巣を見つけたら、すぐ近くの支店やセンターに通報して」と呼び掛ける。通報は、電話または同社ホームページ(HP)のチャットシステムで受け付ける。電話は24時間音声ガイダンス対応。チャット受付は営業時間の平日午前9時~午後5時。
苫小牧市、厚真町と旧追分町を除く安平町は同支店 電話0120(06)0852。むかわ町は富川ネットワークセンター 電話0120(06)0853。白老町以西の胆振管内は室蘭支店 電話0120(06)0813。
HPアドレスはhttp://www.hepco.co.jp/network/
















