サービス最多、コロナで加速 道内中小 自主廃業412件

サービス最多、コロナで加速 道内中小 自主廃業412件

 北海道中小企業団体中央会は、2020年道内中小企業の廃業等に関する実態調査結果を発表した。自主廃業件数は412件となり、前年に比べ85件減少。業種別ではサービス業が188件で最多だった。

 調査は、昨年1月1日~12月31日を対象期間として会員である1132組合に実施。635組合から回答を得た(回答率56・1%)。

 自主廃業の業種別では、最多のサービス業に次いで多かったのは小売業(105件)。以下、建設業(36件)、運輸業(29件)、卸売業(23件)の順。

 自主廃業の要因(複数回答)では、「後継者など人材難」が全体の70・6%を占めて最多。これに「販売不振・受注減少」(34・5%)、「先細り感」(25・2%)が続いている。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う廃業への影響では、「廃業を加速させている」と回答したのは19・9%。「影響はない」が38・2%で、「分からない」が41・8%だった。

 コロナ禍が廃業を加速させている要因(複数回答)では、「売上高の減少」(108件)が最も多い。これに「取引先・顧客からの受注減少」(62件)、「運転資金などの資金繰り難」(39件)、「営業活動の縮小」(37件)と続いた。

 また、20年の倒産は6件にとどまり、前年に比べ15件減少した。

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