QRコードで観光案内 プロジェクトの成果報告-苫高専生

QRコードで観光案内 プロジェクトの成果報告-苫高専生
取り組みの成果を報告する杉村さん(右から2番目)と阿部さん(同3番目)

 苫小牧工業高等専門学校創造学科の学生が取り組んだ「QRコードで苫小牧を知ろうプロジェクト」の報告会が16日、市職員会館で開かれた。リーダーの杉村豪太さん(20)と阿部有馬さん(19)が企画の成果と、同プロジェクトを基に考案したビジネスプランで出場した「ビジネスアイデアコンテスト」で奨励賞を受賞したことを、市や協力企業関係者に報告した。

 プロジェクトは同科フロンティアコース5年生の5人が、卒業研究の一環で取り組んだ。まちのお薦めスポットに足を運んでもらおうと、2月1日から1カ月間、市内のバス停5カ所に観光案内動画へ誘導するQRコードを表示した。

 杉村さんと阿部さんは、プロジェクトが「バス停から観光地までの案内が分かりやすい」などと高評価を受けた一方、認知度が低く、QRコードを読み込んでもらう工夫が足りないという課題があったことを伝えた。

 ビジネスアイデアコンテストは、大学生や起業家が近未来の産業や生活を変えるビジネスアイデアを競う大会で、北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会(札幌市)などが主催。

 2人は同プロジェクトを基に「バス停等を活用した観光情報や観光地・飲食店の魅力の発信」と題し、動画の製作、製作方法の指導、QRコードを利用した広告費の3点で収益化するプランを提出。14組の応募のうち、8組の最終選考に残り、学生の2位に当たる奨励賞を受賞した。

 事務局からは、バス停のQRコードを読み込むと案内動画が日本語や英語で流れる点について「リアリティーのある情報を発信できる仕組みで、可能性を感じるビジネスアイデア」と評された。

 杉村さんは苫小牧市出身。地元が好きで盛り上げたいという熱意を持ち「取り組みで動画の視聴者に苫小牧の魅力を伝えられたのでうれしい」と笑顔。阿部さんは「観光客向けのサービスを目指したが、コロナ禍で十分な結果を得られなかった」とした上で「やって良かった。たくさんの人の協力を受け、より多くのことを知ることができ、貴重な経験になった」と感謝した。

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