剣道道場の苫小牧至誠館は20日、苫小牧日新小学校体育館で今年度の卒団式を行った。毎年行っている恒例行事には卒団する小林茅峯(明倫中3年)が最後の稽古に臨んだ。
卒団する小林は小学2年から7年間道場に通ってきた。中学2年時に出場した2019年の道中学校剣道大会個人戦3位と大健闘した。
卒団式では小林が門下生ら25人との打ち込み稽古を行い、一人一人に15秒間、面や胴を打ち続けた。最後は渡辺光敏館長の胸を借り、締めくくった。
小林は3年時の全国中学校大会が中止になり、悔しさを高校で晴らそう―と、札幌日大高に進学する。「至誠館で学んだことを高校でも生かしたい」と抱負を語った。渡辺館長は「高校では全国大会を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。

















