JR日高線終着点の様似駅舎内では「さまにの写真・思い出」と題して、写真や同駅を利用していた道内外の人たちからのメッセージを掲示している=写真=。
多くの町民に愛されてきた日高線や駅舎への感謝や思い出を共有しようと、「ありがとう日高本線『さまに駅』の会」と様似町が企画し主催。町郷土館所蔵で古くから残る写真や町民などから募った写真20枚を展示している。蒸気機関車(SL)の向きを変える転車台や卒業記念にSLとともに写真に納まる卒業生、にぎやかだった駅舎周辺の光景など、懐かしく興味深い写真を紹介している。
また、通学などでJR日高線に乗っていた40~50年前の生徒や様似駅利用者の廃線を惜しむ50点近いメッセージも掲示。日高線の各駅を巡る全国の鉄道ファンの姿もあり、訪れる人が熱心に見入っていた。
様似駅舎での展示は31日まで。このほか、町公民館1階ギャラリーでも27日から同様の写真や思い出を語る詩、駅舎で展示していない写真なども追加展示する予定。同館は月曜休館、入場無料。

















