廃棄物の減量化や二酸化炭素(CO2)の排出抑制に取り組む優良な道内事業者を道が顕彰する2020年度「北海道ゼロ・エミ大賞」に、ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所(苫小牧市、松村智之所長)に輝いた。25日、札幌市内で表彰式が行われ、道環境生活部環境局の土肥浩己気候変動対策局長から同事業所業務部の髙橋俊行資材物流課長に賞状と副賞の花瓶が贈られた。
17年の創設以来、これまでに43件を表彰している。50年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指し、今回からCO2排出抑制の視点を取り入れた。今年度は5件の応募があり、2月の選考懇談会の結果を踏まえ、知事が大賞2件、優秀賞3件を決定。同事業所のほかに函館市の菅原組が大賞に選ばれた。
同事業所は1973年5月以来、使用済みタイヤの循環的利用とCO2削減を実践。摩耗した使用済みタイヤのトレッド(接地)面を張り替え、「リトレッドタイヤ(更生タイヤ)」を製造するリデュースに取り組んでいる。製造・廃棄時のCO2排出量を新品に比べ64%削減、製造時のタイヤくずもリサイクル業者との連携で全量リサイクル。廃棄物のゼロエミッション(排出ゼロ構想)を達成する事業所として高く評価された。
髙橋課長は「地味な活動を認めていただき、従業員一同喜んでいます」と謝辞。土肥局長は「皆さんはCO2排出抑制の視点を取り入れた第1号。環境配慮のフロントランナーとして道内の企業や事業者のけん引役を」と期待を込めた。
受賞した取り組みは道のwebページで公表。普及啓発冊子「3Rハンドブック」で紹介される。
















