あびらD51ステーション 読者アンケートで総合9位 北海道じゃらん 道の駅ランキング2021 2年連続トップ10

あびらD51ステーション 読者アンケートで総合9位 北海道じゃらん 道の駅ランキング2021 2年連続トップ10
道の駅ランキングで2年連続トップ10入りのあびらD51ステーション

 安平町追分柏が丘にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」が、旅行専門誌「北海道じゃらん」の読者が選ぶ道内「道の駅ランキング2021」で、苫小牧市のウトナイ湖と並んで総合9位となった。初登場の3施設が上位に入ってきた中、おおむね昨年並みの水準を維持。初エントリーで8位に入った昨年に続き、2年連続のトップ10入りを果たした。

 ランキングは、21年1月号の中で募集した満足度アンケートの結果に基づいた。▽トイレ▽無料休憩コーナー▽レストランメニュー▽テークアウトメニュー▽接客・サービス▽清潔感―など9項目で5段階評価してもらい、点数化して順位を決めた。今回は道内128の道の駅が対象となり、2278件を集計した。

 D51ステーションは総合満足度(点)で79・5点をマーク。項目別ではトイレが85・9点と最も高く、次いで清潔感84・4点、特産品などのお土産82・8点、無料休憩コーナー82・0点、テークアウトメニュー82・7点といずれも高得点を挙げた。

 19年4月にオープンしたD51ステーションは鉄道資料館を併設するほか、胆振東部地震の復興のシンボルとして注目され、初年度で約87万人が来場した。昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時臨時休業を余儀なくされた時期もあったが、昨年7月には100万人を突破し、今年度は2月末時点で49万6000人が足を運んだ。

 同駅を運営する一般社団法人あびら観光協会の高津均事務局長は「一つの指標になる。非常にありがたいことだし、職員の意識高揚、モチベーションにもつながる」と喜びを語る。その上で「(点数として)弱かったと思われる道路や天候、地域の観光に関する情報発信の部分と接客・サービスの底上げをしていきたい。食事のメニューをもう少し幅広くしていけたら」と今後の課題も整理。清潔感を維持するのはもちろんだが、項目ごとにグレードアップさせることで「一つでも上を目指したい。これからお客さんが増えた時に上がってくる要素はある」と意欲を見せている。

 道の駅ランキング

「北海道じゃらん」2021年1月号で実施した「道の駅満足度アンケート」に基づく。トイレや情報提供、接客・サービスなど9項目について読者の回答を集計。100点満点に換算した「総合満足度」(点)を順位にした。

 十勝管内上士幌町の「かみしほろ」が81・9点をマークし、初登場で1位。渡島管内七飯町の「なないろ・ななえ」が2位、前回1位の同管内木古内町の「みそぎの郷きこない」は3位。近隣では千歳市のサーモンパーク千歳が11位、むかわ町のむかわ四季の館は34位(75・6点)だった。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る