白老町にマスクケース8万個 青年会議所シニアクラブと青年会議所

白老町にマスクケース8万個 青年会議所シニアクラブと青年会議所
戸田町長(中央)にマスクケースを寄贈した佐野会長(右)と笠井理事長(左)

 白老青年会議所シニアクラブ(佐野尚弘会長)と白老青年会議所(笠井雄太郎理事長)は23日、町内の飲食店や宿泊施設での新型コロナウイルス対策に役立ててほしいと、マスクケース8万個を町に寄せた。

 マスクケースは食事中などの際、一時的にマスクを収納する袋。両団体は新型コロナ感染拡大防止に努める町内の飲食店、宿泊施設を支援するため、今回の寄贈を計画した。

 マスクケースは紙製。側面にはアイヌ文様を描き、まちの名の由来や特徴、特産物など白老を紹介する文章も載せている。大町商店街でカフェを営み、デザイナーとしても活躍する田村尚華さん(46)が白老アイヌ協会の監修の下、全体のデザインを担当した。

 また、白老青年会議所の活動をPRするQRコードも載せた。

 この日は、佐野会長と笠井理事長ら両団体の関係者5人が町役場を訪れ、「共同事業として今回の寄贈を計画した。コロナ対策に役立ててほしい」と戸田安彦町長に目録を手渡した。

 町内の飲食・宿泊施設の利用客に白老のアイヌ文化もアピールできるマスクケースは4月以降、約150施設に配布される。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る