苫小牧東高校(森浩之校長)の2020年度の国公立大学現役合格者は、1990年度以降で最多の115人だった。19年度を6人上回り、2年連続で最多を更新。3年生233人の半数が国公立大に進学した計算だ。18年以来となる京都大の合格者も出て、教職員らを喜ばせている。
今年度は、北大(13人)小樽商大(7人)北海道教育大(25人)など道内のほか、弘前大(15人)新潟大(4人)静岡大(3人)といった道外難関大の合格者も目立つ。
同校は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた全道的な臨時休校期間中も、授業動画の公開やオンライン上で質疑応答を受け付け、精力的に学習をサポート。休校明けは、不足した授業時数確保のため、毎週木曜を6時間から7時間授業にして対応した。
3学年主任の鈴木圭子教諭(54)は、2年連続で国公立大現役合格者が100人を超えたことについて「個別の進路希望と実力に合わせた添削指導がうまく機能したのではないか」とみる。
3年生になってから平日は2~3時間、休日には7~9時間を勉強に費やし、京都大工学部に合格した亀尾隼汰さん(18)は「学習塾に通わず受験勉強の目安が分かりにくい面もあったが、学校のサポートで乗り越えた」と言う。インターネット上の合格発表で、自身の番号を見つけた時には「思わず叫んでしまった」と亀尾さん。大学では「宇宙での太陽光発電について学びたい」と意気込んでいる。
















