緑陽会の特養とグループホームの複合施設 あす移転オープン、バリアフリーで快適

30日にオープンする複合施設

 苫小牧市の社会福祉法人緑陽会は30日、市内樽前の特別養護老人ホーム緑樹園とグループホーム竹とんぼを複合した施設を市内松風町に移転オープンさせる。近隣には同法人が運営する介護老人保健施設や養護老人ホーム、ケアハウスといった多種多様な事業所があり、連携して利用者が必要とする福祉サービスを提供していく。

 緑樹園は1985年に開設。東北以北では初の認知症専門の特養老人ホームとして長年、専門ケアを提供してきた。

 移転オープンする施設は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積5467平方メートル。1階に4床室10部屋の従来型特養、2床室9部屋と個室が2部屋のショートステイを配置した。総定員は118人。

 1階の食堂は145平方メートルある広々とした空間。催事などを行えるステージも設けた。2階は個室40部屋を四つに分けたユニット型の特養。少人数で利用者同士やスタッフが、アットホームな雰囲気で過ごすことができる。

 3階は「風ぐるま」と改称した個室18部屋のグループホーム。自宅に近い環境で共同生活を送りながら、安らぎのある生活を送れるようにしたい考えだ。

 このほか、車いすでも利用しやすい昇降する手洗い場、身体が不自由な人の入浴をサポートする可動式の浴槽を備えるなど随所に利用者が快適に過ごすための工夫を凝らした。

 畑中絹江総合施設長は「地域に寄り添い、住民にも愛されるような施設を目指す」と話した。

 このほか市内の特養では29日までに、社会福祉法人苫小牧慈光会が運営する樽前慈生園も施設の老朽化などを理由に美原町へ移転した。

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