野党共闘で松木氏に一本化 衆院道2区補選 立憲と共産が政策協定

野党共闘で松木氏に一本化 
衆院道2区補選 立憲と共産が政策協定
政策協定を交わして候補を一本化した立憲民主党と共産党。左から逢坂、平岡、松木、青山各氏=28日午後、札幌市北区の北海道自治労会館

 吉川貴盛元農水相(収賄罪で在宅起訴)の議員辞職に伴う衆院道2区(札幌市東区・北区の一部)の補欠選挙(4月13日告示、25日投開票)の構図が28日、ほぼ固まった。立憲民主党道連(逢坂誠二代表)と共産党道委員会(青山慶二委員長)が札幌市内で政策協定を交わし、立憲の松木謙公前衆院議員(62)で候補を一本化することで正式に合意したためだ。自民党が政治とカネの問題の責任を取って異例の「不戦敗」を決めた補選は、これまでに6人が立候補を表明し、なお2人が出馬を検討する乱立選挙になる。

 政策協定調印式には、逢坂代表、青山委員長のほか、野党共闘を仕掛けた市民団体「戦争させない市民の風・北海道」共同代表の上田文雄元札幌市長、社民党道連の熊谷吉正代表、松木氏の5人が出席。(1)政治とカネの問題を徹底究明する(2)新型コロナウイルスの緊急対策の実施(3)市民と野党の共闘で政治の流れを変え、立憲主義・民主主義を回復する―の3点の協定書にサインした。

 逢坂代表は「日本の民主主義の危機。菅政権にピリオドを打つために補選で絶対に勝利する」と語り、青山委員長は「自民党が出ないので勝てるんじゃないかという声も聞くが、選挙はそんなに甘くない。政権交代できることを証明する選挙になる」と強調。松木氏は「統一候補という大役。とにかく結果を出したい」と抱負を語り、出馬を取り下げた共産の平岡大介元札幌市議(32)も「松木さんを必ず勝利させる」とエールを送った。

 自民が候補擁立を見送ったため、保守票の行方が焦点となる選挙戦。「受け皿」として、日本維新の会が山崎泉前道議(47)を擁立。無所属だが、自民党員の弁護士、長友隆典氏(52)、保守系を表明する元HBCアナウンサーの鶴羽佳子氏(52)も出馬する。3人は事務所開きを行うなど、活動を活発化させている。

 この他、NHK受信料を支払わない方法を教える党(略称NHK党)の斉藤忠行氏(29)、世問う国民党の小田々豊氏(65)も出馬表明済み。2人は選挙区内に事務所を設けず、インターネット中心に活動する構え。

 元総務官僚の本間奈々氏(51)、開業医の小林悟氏(56)の2人も出馬を検討している。

■衆院道2区補選の出馬の動向

松木謙公氏(立憲・前)=出馬を表明

山崎 泉氏(維新・新)=出馬を表明

斉藤忠行氏(NHK党・新)=出馬を表明

鶴羽佳子氏(無所属・新)=出馬を表明

長友隆典氏(無所属・新)=出馬を表明

小田々豊氏(諸派・新)=出馬を表明

本間奈々氏(諸派・新)=出馬を検討

小林 悟氏(無所属・新)=出馬を検討

平岡大介氏(共産・新)=出馬を取り下げ

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る